2014年7月19日土曜日

N-05EことMEDIAS Wが死んだ話2

放置しすぎて忘れてたよ
前回は、起動しなくなったところのお話まで書いたような気がしています。
何をしても起動しない状況まで持ち込まれてしまったら、何をすることも出来ません。
root取ってなくてよかったです。そもそも起動できない状態で判定されるのかわからないけど。
大体のデータはSDに移していたので事なきを得たところはあるのですが
どうしても内部ストレージに保存していたデータを取り出したい部分もあったり
どうしても救出したいアプリのデータ・設定があったりと
やはり一度は、一度だけでもいい。起動を望みました。
現実は厳しく、docomoロゴで死亡(中確率)、Xiロゴ停止(高確率)、MEDIASロゴリブート(低確率)。
ロック画面まで行けることなんてほぼありえない状況でした。
それでもとやかく言っていられない状況で、がんばるしかないのです。
電池をはずして再起動を繰り返しました。

しばらく試行錯誤していると、MEDIASロゴまで出るとadbで認識することがわかりました。
しかし、adb pullで引っこ抜こうとしてもdevice not operationなどという文章ではねられます。
adb rebootは出来たんですけどね。

数時間放置していくと、またあることに気づきました。停止してもふとした拍子に再起動が入る。
正確には、この端末が充電できずにバッテリーを使いつぶすとUSB給電が始まり自動で起動する。
(何の役にも立たない情報)
リカバリーモード、再び試してみるもコマンドを受け付けない。
起動すらしないことも多いので、あきらめずにチャレンジしていると、数十回繰り返したあたりで
ついに倒れたドロイドくんが!音量上→下のコンボを試すも反応せず…。
今この状況のMEDIAS Wは「超絶モッサリのプチフリスマホ」という大前提を胸に抱え、放置。
無念の再起動…。めげずに再チャレンジ!ブラックアウト…。adb reboot recoveryは無理でした。
(もしかしたらイケるのかもしれないけれど、タイミングもあったのかコイツでは無理でした。)

倒れたドロイド君以外は即再起動を1時間ほど再チャレンジしているとついに現れたのがこの画面。
2014-04-13 22.55.53
E:Failed reading /dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/misc
(I/O error)
E:Failed closing /dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/misc
(I/O error)
E:Can’t open /cache/recovery/log
E:Can’t open /cache/recovery/last_log
E:Can’t open /cache/recovery/last_install
E:Failed closing /dev/block\platform\msm_sdcc.1/by-name/misc
(I/O error)

正直、この画面を見たときは「あっ・・・」て声が出ましたね。
Failedってもう・・・。

ちなみに正常時はこんな感じになる(はず)
2014-04-13 23.05.45
故障時に撮影できた奇跡的な一枚。完全に死んでいるわけではないことが伺えます。
だからたまに思い出したかのようにAndroidが立ち上がろうとするんだね!起動してほしいすぎるぞ…。
この直後に再起動してもAndroidが立ち上がらないのは確認済みですけどね。ざんねん。
色々試してみると、何をしなくてもここに入ることがあったり。バグなのか仕様なのか、ボタンを押していたのか、adb reboot recoveryがかなり遅れて認識されたのかはわかりませんが。
ここで得られた知識は、wipe cache partitionを選ぶと最悪そのままフリーズするが、万が一成功し(長い)、再起動に成功し(長い)MEDIASロゴが現れ(すごく長い)起動に成功する(奇跡的)こともあるようです。
2014-04-14 01.29.39
E:Can’t open /cache/fota/vrm_config.txtという文字列が流れる不思議。なぜWiping cacheが始まったタイミングで読みにいくのか?
何かアプデ関連であったりするのかな…。fotaだし。

で、だいじなのはここから。
大事なことはひとつだけじゃないよ!と誰かが言っていましたが、OSが死んだ(以上の死に方をしていた)こいつにとってだいじなのはひとつ。

起動したらそのまま再起動をすること。

もう少し詳しく書くと
起動した直後に電源ボタンを長押し、電源メニューを出して「電源を切る」長押しし、「セーフモードで起動」メッセージでOKをタッチ。

そうしないと、20秒あたりで応答を失って再起動します。
ロックを解除しようとすると、バイブがヴヴとうなりをあげたまま突然のdocomoか、ホームに行った直後に突然のdocomoです。知ってた。

そもそも起動できること自体がレアケースなので、セーフモードで起動できるかどうかも微妙でしたが、なんとか起動が出来ました。しばらく放置していても再起動する見込みはなさそうなので、やるべきことは内部ストレージの救出、adb backupを行うこと。それだけです。

ストレージの救出は、USB接続を行った上で表示されるデバイスの中身をコピー、その上adb pullで吸い出すという二段階(気休め)
adb backupについては、セーフモードで起動したのにもかかわらず、なぜかHeliumがアプリドロワーに存在したので
Heliumを用いて行うことに。本当にバックアップが出来ているのかは不安ですが、外付SDに保存を行う設定にし、実行。

かなりの長時間の後、どちらも終わりました。終わったように見えました。正常に終わったかはわかりませんけど。

この作業のあと、再起動してみましたが、正常に起動することはありませんでした。
たぶん何十回もやれば起動するんでしょうけど…。もう、そこまでする気力は…。(気が向けば続く)

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

自分も全く同じ状態になってしまい完全にお手上げです・・・

れいにーでい さんのコメント...

あら、同士ですね…。
いい機種ではあるんですけど、使い始め半年少しでOSが起動しなくなってしまうっていうのはどうなんでしょうかねぇ…と思ってしまいました。
当時は検索してもまったく引っかからなかったので、もしかしたら国内初発症なのかもしれないですw
こうなってしまったら、起動するまで祈るしかないです…。幸運を祈ります。